こんにちは。
3月になって、徐々に暖かくなる気配が感じられる
道の駅にちなん日野川の郷です。
さて日野川の郷では先日、実際に出荷者さんの生産現場へ行ってまいりました!
今回はその様子をお届けしたいと思います~。
お邪魔するのは、原木しいたけや乾燥しいたけを出荷されている「サワタ建設株式会社」さんです。
(※ここで、「原木栽培」と一般的な「菌床栽培」の違いを簡単に解説すると・・・
「原木栽培」は自然に近い形で、原木と呼ばれる樹木の栄養分のみで育てる
肥料や農薬などを一切使用しない栽培方法です。
さらに、原木栽培は収穫までに一年以上の時間が必要で、時間と労力の
かかる栽培方法ですが、菌床栽培の物と比較すると、味・歯ごたえ・香りが
別格と言われています。
対して、「菌床栽培」は「菌床」という人工的な培地で作られています。
収穫まで3ヶ月程度と短期間で、かつ少ない面積で多くの量を採れる為
現在では市場に出回るきのこのほとんどはこの「菌床栽培」の物となっています。)
直売所では、「小倉山農園」の名前で出荷されていますね。
さて、話を元に戻して、最初に案内されたのは・・・
植菌(原木に種菌を植え付ける事)を行っているハウスです!
原木が大量に並んでいますね~。これはナラの木だそうです。
ここにある原木は大きい直径の物で、サワタ建設さんでは植菌用の
機械もあるのですが、ここのはその機械が使えないサイズの為
手作業でドリルを使って原木に穴を開けて、駒菌を打ち込むのだそうです。
ウチのスタッフも植菌を体験してみました。簡単そうに見えても意外と難しい・・・(:¥:)
ゆ~っくりなスタッフとプロとの違いがはっきりしました(0u0)
これが植菌用の機械!1台3役のすごいヤツ!その名もスタッフ命名「しいたけロボット(仮)」
穴をあけ、菌を植え、蓋をする。この3つの作業を1台でしてくれる優秀なロボなのです。ここの機械に
入らない太い原木や曲がった原木が先程のプロの手に回ります。
そして、去年の今頃に植菌をしたほだ木を置いているハウスへ
既に最盛期は過ぎたようですが、それでも一面しいたけだらけです!すごい!
風よけにビニールをかけ、乾燥しすぎたり形が悪くなるのを防ぎます。
水分・光・温度を保ちつつ品質の良い美味しいしいたけがつくられるのです。
しいたけとは思えない肉厚でおいしそうな茸ですね~!
おいしそうです~(^n^)
案内人さんのおすすめの食べ方は、厚めに切って炒め、水分をとばしバターと塩でバター焼き!!
しっかり火を通すとメチャウマです!
春と秋が旬なので、旬のうちにお試しあれ。ちなみにスタッフは火鉢で焼いていただきました。(^^
今回見学させていただいたサワタ建設さんのしいたけは道の駅直売所でお買い求めいただけます。
ぜひ、直売所に並んでいるのを見つけた時は試してみてくださいね。
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